キク芋　効果

キク芋は、芋という名前がついていますが、これはキク科の多年草として知られています。原産地は北アメリカの北東部となっており、先住民が古くからこのキク芋を食用としてきました。このキク芋はじゃがいものような歯触りと、ゴボウの味を混ぜた風味があります。

しかしながら食物繊維を多く含むという事から消化吸収が悪く、栄養価もあまり高くないと言う事からあまり食用に歯用いられる事は無く、近年ではほとんど栽培がされないものでした。ですがこのキク芋が糖尿病を改善する作用がある事が分かった事から、にわかにその注目を集める、健康機能性素材として注目される事になったのです。

キク芋の中に含まれている成分は、イヌリンからビタミン、ミネラル、ポリフェノール、そして酵素などが豊富に含まれているものになります。中でも注目とされているものは、食物繊維と、難消化性のイヌリンと呼ばれる多糖類を生のキク芋で、13〜20%含んでいる事です。

イヌリンとは消化酵素で分解できないもので、食物繊維の様な働きをしてくれます。糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑制してくれるので、脂肪が身体に付きにくく、低インシュリンダイエットの効果を促進してくれるでしょう。