ヒドロキシクエン酸　効果

ヒドロキシクエン酸と呼ばれるものは、ガルシニアの実に含まれているダイエット成分として知られています。このヒドロキシクエン酸は、HCAという略語で呼ばれる事が多く、こちらの名前で目にする事も多いでしょう。

この栄養素は試験管内の実験において、体に脂肪を付ける酵素を阻害するという効果が確かめられています。またこのヒドロキシクエン酸は、動物に食べさせると食欲がヘリ、体重が落ちると言う効果が認められています。食事で摂った栄養素の内余分なものは、脂肪細胞や、肝臓などで蓄えられるものとなります。

栄養素が脂肪に変化する時に働いて行くものが、ATPクエン酸リアーゼとよばれる酵素なのですが、食前にガルシニアを摂取すると、ヒドロキシクエン酸がその酵素と結合して脂肪を作りにくくしてくれるのです。また、脂肪の合成が抑えられ、体脂肪の蓄積を減少させる作用と、脂肪にならずに残ったクエン酸は、すぐに利用する事ができるエネルギー源としてたくわえられるものとなり、脂肪の燃焼による、運動持久力増加作用を期待する事ができると言われています。

ですが、過剰摂取や継続摂取は精巣などに影響を与えてしまい、解熱鎮静剤であるアスピリンと併用すると、アスピリンの血中濃度が上昇してしまいます。