エノキタケ　効果

エノキタケは一般的にも食べられているキノコの一種として良く知られていますが、このエノキタケは、さまざまな栄養素がこめられているとして注目を浴びています。

まずエノキタケの菌や子実体と呼ばれる部分には、免疫作用や、抗腫瘍作用を示すと言われている成分としてプロフラミンなどが検出されています。これらの物質は、グルカンと呼ばれる多糖類やタンパク質などによって構成されており、こうした成分によって、体の抵抗力であるナチュラルキラー細胞や、Tリンパ球、更にはαインターフェロンと言った、守備網に関係するものの抵抗力を高める事が知られているのです。

疫学的な調査によれば、エノキタケを食べる事によって死亡率が著しく低下するともされているのです。βグルカンは、免疫力を高めてくれると言う事もあって、ガンの予防からその増殖を抑制して、肝障害をも抑制してくれると言います。

肝障害の予防効果、そして、抗酸化作用と言った事から、ガンの予防、治療にも使われる物質として期待が高まっており、ただ食べるだけではなくサプリメントとしても用いられるようになりました。エノキタケの調理方法は様々にありますが、どのように調理しても大丈夫なようです。