ギンコライド　効果

ギンコライドというのは、イチョウ葉のエキスの特有の成分となっており、フラボノイドやカテキンと共に含まれている成分となっています。

そもそもイチョウの葉には20種類以上の成分が含まれていますが、このギンコライドは血管に炎症を起こしてアレルギーの原因となってしまったり、血栓を作ってしまったりする因子が血管の組織に付くのを邪魔してくれる効果がある事から、アレルギー症状を改善する薬になると言う事も期待されています。

ギンコライドには幾つかの種類があり、その中でもギンコライドBと呼ばれるものは、活性酸素を防ぐ効果があるとされています。またギンコライドBは記憶力を左右する海馬に対して働きかけて、萎縮を抑えてくれるのだと言う事も動物実験で分かっています。

ギンコライドの具体的な作用として分かっている事は、血小板の凝集を抑えて、血栓が出来てしまう事を予防してくれると言う事、また、抗PAF作用によって、炎症やアレルギー症状を抑えてくれると言う事、更に、免疫性の角膜炎に効果を見せてくれ、角膜の再生をも活発にしてくれると言うのです。

その他、肩コリや冷え性などといったものの改善、そしてぜんそくなどの効果にも緩和して発揮してくれると言う効果もあります。