糖アルコール　効果

糖アルコールとは、単糖類のカルボニル基を還元して得る事ができる、多価アルコールの総称の事を言います。この糖アルコールにあるものは、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、ラクチトールなどとなっており、糖アルコールは、グルコースと同じ程度の甘さを持っていますが、生体内では化学反応が進行しにくいためにエネルギー源にはなりにくいという特徴を持っています。

そのため、この糖アルコールというものは、低カロリー甘味料として幅広く利用されているものとなっています。例えば利用されているものとしては、虫歯にならない糖であるという事を利用されて、菓子類のあめやガムなど、または、清涼飲料水などにも多く使われており、キシリトールの名前は良く知られていますね。

糖アルコールはまた、胃や腸で吸収、消化されにくい糖質となっていますので、砂糖に比べると、カロリーは1/2から2/3という低カロリーさを持っています。血糖値の急激な上昇が小さいものとなっていますから、糖尿病を持っていると言う人や、低炭水化物ダイエットを行っている人達でも、この糖アルコールを積極的に利用していく事ができるようになっています。