りんご酸　効果

りんご酸とはその名が示している通り、リンゴに多く含まれている酸の一種として知られているものです。りんごにはほのかに酸味があるものですが、このりんごの酸味とは、クエン酸や、りんご酸などの有機酸成分が影響を及ぼすものとなっているのです。

さてこのりんご酸が含まれているりんごなのですが、りんごダイエットなどと呼ばれており、よくダイエットなどにも用いられるものとなっています。りんご酸が体内で糖分や脂肪を分解するときに、通過するクエン酸回路と呼ばれる代謝経路の最後のほうに必要とされているもので、新陳代謝を活発にする効果があると言われています。

りんご酸はフルーツの甘酸っぱさに影響を及ぼすものとなっており、それが含まれているものはりんごだけに限りません。バナナ、びわといった以外なものにもこのりんご酸は含まれており、しかも果肉ではなく、果皮の方に多く含まれていると言うのです。

りんご酸は熱に強くて、クエン酸は熱に弱いので、焼きりんごなどにすると甘みが増す事でしょう。りんご酸は活性酸素を抑制する作用、神経や筋肉の緊張をとる作用、乳酸を減らす作用などがあるとされ、新陳代謝を活発にする作用がある事から、ダイエットに良いと言われています。