βクリプトキサンチン　効果

βクリプトキサンチンは、特にみかんのオレンジ色の色素の中に含まれていると言う事で知られているものになります。みかんの1個について、1〜2mgほどが含まれているものとなっており、βクリプトキサンチンがここまで多量に含まれている食べ物は、実はみかんだけしかありません。

そしてそんなβクリプトキサンチンを摂取する事によって、皮膚ガンと大腸ガンの抑制効果があると言う事が、動物実験でも明らかになってきています。この性質は、発ガン性物質や、活性酸素が正常な細胞を攻撃した時に、βクリプトキサンチンがバリアのような役割を果たしてくれる事によって、攻撃から守ってくれるという事が考えられています。

このβクリプトキサンチンの摂取の仕方としましては、みかんを冬場に1日2個ほど食べておくという方法です。こうする事によって、この成分が皮膚に蓄積されていきます。そして夏ごろにはこれが血液中に溶け出していくものとなるのです。

そのため冬場にみかんを食べておくとよいと言うのです。このβクリプトキサンチンを食べ過ぎる事自体については心配はありませんが、みかんを食べ過ぎる事によって皮膚が黄色くなってしまう事もあるので、これは注意しましょう。

また、生のみかんのみならず、ジュースや缶詰を食べても良いものとされています。