キノコ類由来多糖類　効果

キノコ類由来多糖類とはキノコ類の有効な成分としてしられているものです。そのほとんどはグルカンと呼ばれる物質によるものとなっており、結合の仕方によって、αグルカンとβグルカンとに分けられるものとなっています。

成分の70%が、αグルカンと呼ばれるものとなっており、キノコ類由来多糖類とは、キノコの菌糸体を大型タンクによって長時間培養して抽出した物質になります。このキノコ類由来多糖類は、ガン細胞を排除してくれる白血球やリンパ球などを活性化してくれるものとなっていて、特に免疫力を高める作用に優れていると言われ、抗ガン剤や、放射線の副作用を軽減するという働きもあるとされています。

霊芝などにもキノコ類由来多糖類は含まれており、この霊芝は、マンネンタケ科のキノコです。その代表的成分は、主にβグルカンと、トリテルペノイドの2種類とされています。βグルカンは腸管を刺激して、免疫力を増加させる事によって、がんを抑制することにより、また血糖値を下げる働きもあると言われているのです。

トリテルペノイドは霊芝の独特な苦味成分として知られており、様々な薬理作用も報告されている物質になります。特にキノコ類由来多糖類は肝機能を高めて、アレルギーに対しても効果を示してくれるのです。