アメリカニンジン　効果

アメリカニンジンは、高麗ニンジンや、三七人参などと同じくウコギ科に属するものとなっており、カナダ国境に近い北米山岳地帯がその原産地となっている事からこの名前が付けられています。このアメリカニンジンが持つ有効な効用は古くから多くの期待を集めており、多くの研究対象ともされてきました。

その最初は、アメリカでこのアメリカニンジンに含まれる、パナキロンと名付けられたサポニンを分析した事から始まります。以来、このアメリカニンジンのサポニンからは、薬効の中心的役割を果たす成分として、十数種類のジンセノサイド類が発見されています。

このアメリカニンジンは、興奮を抑制して、緊張性のストレスを緩和する、ジンセノサイドRb群が多く含まれているものとなっているために、高麗ニンジンに比べると頭をすっきりさせる事ができるものとされています。

それに加えて、高麗ニンジンと同じように強壮力や気を補う作用もかね揃えている為に、現代人に求められている、自制のきいた活力をも得ていく事ができるでしょう。こうした特徴が評価されて、アメリカニンジンは年々その愛用者が増えてきており、慢性的な高血糖などに対しての効果も認められています。