コンフリー　効果

コンフリーとはムラサキ科に属するもので、別名をヒレハリソウと呼ばれるものとなっており、原産地はヨーロッパから小アジアなどに至る地域になります。コンフリーは、生育旺盛で丈夫なハーブとして知られており、昔はこのコンフリーをてんぷらなどとして食用とされてきました。

しかしながら、最近の研究の結果によって、毒性を持つ成分が含まれていると言う事が分かって来ています。栄養価が高い、そして長寿の食べ物などとも言われていたのですけれども、その毒素、ピロリジジンアルカロイドが、肝臓の細静脈の非血栓性による肝硬変や肝不全を起こしたりする可能性もあるそうで、食用以外の利用をする事が勧められます。

コンフリーは若葉や根の部分をすりつぶして湿布薬にしたり、煎じてうがい薬にしたりするなど、主にからだの炎症を抑えると言う効果が期待されています。根茎に含まれているアラントインと呼ばれる成分は、傷の治りを助けてくれ、炎症を鎮めると言う効果もあると言われています。

そのため、傷薬や虫さされ、水虫から痔の薬として、または目薬など、多くの外用薬にも配合されているほどのものとなりました。基本的には外用薬として利用されるものです。