ヨクイニン　効果

ヨクイニンとは、イネ科の一年草のものであって、成熟した種子を乾燥させたものとなっています。皮がついているものはハトムギと言われており、ハトムギ茶に含まれている成分としても良く知られています。このヨクイニンに含まれている成分は、脂肪油や多糖類、テリペノイドや、アミノ酸、デンプンなどになります。

これらの成分が臨床でもすでに応用されており、こむらがえりなどといった筋肉の痙攣や、リウマチなどといったもの、そしてのどの痛みの改善などにも使用されています。そして、食欲を促して消化を助けてくれ、下痢などにも効果を見せてくれるのだとか。

また、継承の水膨れや、脚気による水ぶくれなどにも使用されている他、にきび、老人性イボといった、角化症などにも併用されているほどのものだったりするのです。そんなヨクイニンですが、これは微寒なものなので、長期間服用していく場合は、ハトムギと併用して飲んで行く事になります。

幼少の方に使用されるような場合は、初めから混合しておく事が勧められます。そしてヨクイニンの効力はとても穏やかなものとなっていますから、いぼの治療などに対しては多めに使う事が勧められます。また、子宮収縮作用などもあるので、妊娠中には服用は控えた方がよいでしょう。