植物ステロール　効果

植物ステロールは、フィトステロールとも呼ばれているもので、植物に含まれているステロールの総称のことです。植物ステロールは、βシトステロール、カンペステロールなど、40種類以上のステロールの混合物となっており、食品では野菜や果物、そして植物油などに多く含まれているものとなっています。

この植物ステロールには、コレステロール値を低下させると言う効果、そして前立せん肥大による排尿障害の改善予防、また、動脈硬化の予防や改善をみる事ができる効果があると言われています。特にコレステロールを下げるという効果については、しっかりとした臨床試験も行われており、日本国内では認可を受けたサプリメントも販売されています。

植物ステロールを摂取する方法には、植物ステロールが配合されている料理用油や、マーガリンなどから摂る方法、そしてサプリメントから摂取する方法があります。食用油やマーガリンなどは、毎日の食事の中で気軽に摂る事ができますが、一定の量を摂取するのは難しいでしょう。

コレステロール値を下げる効果を期待する場合の摂取量の目安は、1日で1,000mgほどとされており、それを食事だけで摂るのは難しいとされています。サプリメントの錠剤や粉末を摂取すれば、コレステロールを下げる効果も期待できます。