セイヨウシロヤナギ　効果

セイヨウシロヤナギは、中央から南ヨーロッパ、北米に自生している25メートルほどの高さに育つ樹木として知られており、樹皮を利用してサプリメントとして摂取していく事ができるようになっています。解熱、鎮痛作用があって、このセイヨウシロヤナギは古くから民間療法としても使用されてきました。

そして、頭痛薬のアスピリンは、これから抽出された、サリシンと呼ばれる物質を元に作られたものとなっているのです。紀元前500年ごろから、中国にて、鎮痛や解熱剤としても使用されてきており、ヨーロッパにおいては吐き気止めや、性欲抑制材、そしてイボ取り剤などとしても用いられてきました。

そんなセイヨウシロヤナギは、アセチルサリシンやサリシン、ピセインから、サリコルチンそして、フェノール性配糖体や、フラボノイド類、カテキン類などの成分が含まれており、その抽出エキスからは、解熱、鎮静作用があり、これが古くから民間療法などに用いられています。頭痛や腰痛、神経痛から、打撲まで効果を見せてくれるでしょう。

標準化された、樹皮抽出エキスのセイヨウシロヤナギの量で、1日120ミリグラムから、240ミリグラム程度を摂取すれば良いと言われており、アスピリンに準じた注意が必要です。アスピリンにアレルギーがある人は使用を避けるようにしましょう。