ヒペリシン　効果

ヒペリシンはうつ病や不安障害を抑えると言われるハーブとされており、ヨーロッパやアフリカ、そしてアジアなどが原産とされている、オトギリソウ科のオトギリソウ属の多年草の植物になります。そしてこのヒペリシンは、セントジョンズウォートこと、セイヨウオトギリソウの主成分でもあるのです。

現在ではこのヒペルフォリンと呼ばれる成分が有効成分であると言われており、ヒペリシンの成分は、脳内のセロトニン濃度を高めてうつ状態を抑えてくれる効果があると言われており、気分の落ち込みや不安、不眠、そして無気力などうつの状態を軽減する作用もある事もあって、ドイツなどではこのヒペリシンや医薬品としても認められているほどのものとなりました。

しかしながらヒペリシンは医薬品と併用した場合、併用した医薬品の効果を減少させてしまう場合や、日光皮膚過敏症を起こしてしまうと言う可能性もあって、これには注意が必要です。

セントジョーンズワートの薬効成分として知られているもので、このヒペリシンと、さらにハイパーフォリンが主に作用しているものとして考えられています。臨床試験に使われているセントジョーンズワートは、ヒペリシン0.3%、ハイパーフォリン0.3%の基準が採用されています。