モズク　効果

モズクは海藻の一種として、最近では良く食べられるものとなりました。さてこのモズクですが、現在市販されているものについては沖縄で養殖されているものがほとんどとなっており、西表島から奄美大島で摂る事ができる、琉球列島の特産品としても知られているものになります。

このモズクの中にはミネラルとしてカルシウムやビタミン、そして食物繊維が豊富に含まれているものになります。このモズクなどを初めとした、海藻独特のぬるぬるとした成分とは、フコダインと呼ばれる硫酸多糖類の食物繊維の一種とされており、これには、血圧の上昇を抑えるという効果から、肝機能を改善すると言う効果、そして抵抗力をアップする効果から、抗菌作用、そして血中の中性脂肪を減らすなど、動脈硬化の予防につながる作用、そしてアレルギー抑制作用があるとも言われています。

モズクに含まれているフコダインと呼ばれるものは、胃潰瘍などの原因となってしまう、ピロリ菌を減らしてくれると言う作用があります。胃炎や胃潰瘍などの予防効果や、ガン細胞を自滅させてくれると言う働きがあると言われており、また、胃の粘膜を保護してくれると同時に、胃痛を和らげてくれる効果が証明されているのです。