金銀花　効果

金銀花とは、スイカズラの花つぼみを乾燥させたお茶として知られており、これはさっぱりとした口当たりで独特の香りがあるものとなっています。スイカズラは咲き始めが白でやがてそれが黄色に変わっていくという事からこの名前が付けられるものとなりました。

そしてこの金銀花は、漢方薬の様に使われているものとなっています。金銀花の効能としては、解熱や、健康な胃を作る効果、利尿作用などがあるとも言われており、肌荒れ予防の美容茶としても飲まれているものになります。化膿性の皮膚疾患や、下痢、熱性疾患に対しての常用役でもあり、金銀花を使用する事によって、その強力な抗菌作用を利用する事もできるでしょう。

細菌性下痢や急性腸炎などによる下痢に対しても、この金銀花を煎じて服用する事もできます。また、出血性の下痢に対しては、金銀花炭を使用するようにします。風邪による熱などが出てしまった時や、軽度の悪寒などに対しても、この金銀花を使っていく事ができるようになっています。

金銀花の一度の常用量は9〜30gとされており、下痢などに使っていくためには、濃く煎じる必要があります。化膿性の疾患には一般的に30gほどを、重症である場合は、60〜90gほど。時には120gくらいを使用するような事もあります。