マオウ　効果

マオウとは、麻黄と書き、これは中国やモンゴルに自生しているマオウ科の植物として知られているものです。このマオウは、漢方薬や中国医学では、気管支炎や、気管支ぜんそくなどに対して用いられてきたものとなっており、有効性も確立されているものとなっています。

また交感神経系の働きを高めることによって、熱生産を増加させる事もあり、これが体重減少効果を見せてくれるという事から、アメリカではダイエット目的で販売されても来ました。中国でももちろんもちいられているものです。しかしこのマオウを服用する際には注意が必要です。

脳出血や心筋梗塞など、重病の副作用や、死亡例も数多く報告されていると言います。これは、肥満に更に生活習慣病を合併した患者が、このマオウを服用する事によって、中に含まれているエフェドラが悪影響を及ぼすと言うのです。そのため注意をしておいた方が良いでしょう。

こうした背景もあって、アメリカではサプリメントとしてのエフェドラの販売が禁止されており、処方箋薬のみ認められるものとなりました。マオウの主な有効成分は、そのエフェドリンと呼ばれるアルカロイド類であって、交感神経系の働きを高める作用があると言い、肥満に効果があると言います。