グルタミン　効果

グルタミンとはアミノ酸の一つとなっており、アミノグルタルアミド酸とも呼ばれているものです。このグルタミンは筋肉組織の中に多く存在するものであって、非必須アミノ酸とも言われているものになります。

しかしながら、体内での生合成量では不足するような場合もあって、準必須アミノ酸として扱われるような場合もあるのです。このグルタミンは、アミノ酸グルタミンの天然の状態として存在しており、これはアルギニンやオルチニン、そしてプロリンの3種類のアミノ酸から合成されるものとなっています。

また体内のほとんどの細胞内に存在するものとなっており、酸化還元の機能にあずかっている、グルタチオンの構成要素ともされているために、その必要性は大きなものとなっています。骨格筋細胞において、グルタミン酸はグルタミンと相互に変換されるものとなります。また小腸ではグルタミンや、グルタミン酸は代謝燃料としても重要な役割を果たしているものとなります。

グルタミンは脳内に入ってからグルタミン酸へと変換されます。ムコたんぱく質の生成を促すと言う性質があるために腸管や胃の粘膜などを保護してくれる作用があって、免疫力向上やストレス、不安症や恐怖症、痛みなどを抑える効果なども期待されているのです。