βカリオフィレン　効果

βカリオフィレンと呼ばれるものは、実は大麻に含まれているものなのですけれども、一般的に摂られているβカリオフィレンは大麻とはまた違うものですので、安心して摂取していく事ができるでしょう。

これまでの研究から、このβカリオフィレンは痛みや炎症、アテローム性の動脈硬化症、そして骨粗しょう症などの治療に使っていく事ができるといわれてきました。βカリオフィレンの中に含まれている、CB2という物質がタンパク質を活性化させる事が分かってきたのです。

活性化されたCB2は、免疫系を落ちつかせて骨量を増やす事が出来、痛みの信号を遮断してくれるようになっています。この際、中枢神経系に作用を及ぼすような事は無いと言われています。強力な作用を持つ事が見込まれているこのβカリオフィレンは、多くの自然食品に含まれている物質であり、特に大麻を摂取した時にあるようなハイになってしまうような事もありません。理想に近い薬品になるかどうかはまだ研究段階にあります。

現在の段階では、イランイランやグローブなどの精油などに多く含まれている香り成分として知られ、香りをかぐと、マタニティーブルーや更年期障害など、ホルモンバランスの変化に伴う不安や憂鬱を軽くしてくれると言われています。